 |
 |
小鳥の健康診断はできますか? |
 |
インコの健康診断をしたいのですが、どのような検査をしますか? |
 |
インコさんに限らず、当院では健康診断をする場合は糞便検査と ソノウ液検査(直接顕微鏡検査と染色検査)をするようにしています。 ソノウ液検査は直接ソノウ内からぬぐい液を採取しますので 若干負担がかかりますので状態によっては糞便検査のみを する場合もあります。
|
|
 |
性別診断について |
 |
小鳥を飼っていますがオスかメスが判りません。見てもらえますか? |
 |
よほどの特徴が無い限り外見だけでの性別診断は難しいです。 ヒヨコの鑑定士の仕事でも数ヶ月の実務経験が要る資格ですからね。 ただし、当院では確実な遺伝子検査によって判別可能です。 遺伝子検査で判別する場合は僅かな血液を採血して検査機関へ 依頼しています。判定は1週間くらいかかります。
|
|
 |
伝染病が心配なのですが・・・ |
 |
複数の小鳥を飼っていますが、その中の1羽が少し変なんです。伝染病が心配なのですが診てもらえますか? |
 |
当院では色々な伝染病の検査をしています。可能な検査は パチェコ病、オウム類の嘴-羽毛病(PBFD)、セキセイインコの 雛病、クラミジア症、マイコプラズマ、サルモネラ症、カンジダ症、 アスペルギルス症、クリプトコッカス症です。 他にも細菌や真菌の分離同定検査や病理組織検査も可能です。 鳥類専門の検査機関へ依頼していますので確実な検査ですよ。
|
|
 |
通院時の負担について |
 |
うちの子が弱っているのですが、弱っている状態で 病院へ連れて行く事は更に弱る原因にはなりませんか? 例えば病院へ連れて行くまでに急変する事はありませんか? 病院へ連れて行く方が良いのか、様子を見るかで迷っています。 |
 |
率直に申し上げますと、小鳥さんにとって移動と言うのは 大きなストレスがかかる事は確かです。
ただ、状況を診てみないと治療が出来ないだけでなく 危ない状態かどうかの判断も出来ません。 中には病院へ着く前に急変を起こすケースもありますし、 病院へ連れていらして頂いても、危険な状態で触る事すら 出来ないと言った事も考えられます。
小鳥さんのような小さな動物たちは、元気そうに見えても わずか半日で生命に関わる状況に陥る事もあるのです。
ご質問に対して明確なお答えは出来ませんが、対策としては 同じ種類の小鳥さんでも体格や性質なども様々なので、 日頃から小さな変化を見逃さずに注意深く観察し、 健康に見えても季節毎に健康診断を受けられる事をお勧めします。
|
|
|